10月27日は文字・活字文化の日です。また読書週間も始まりました。

読売新聞に、「死ぬほどつらい子は学校を休んで図書館にいらっしゃい」

鎌倉市中央図書館の女性司書が、8月末に発信したツイッターの文面だ。

この文面が「改めて図書館の役割を教えられた」など大きな反響を呼んだ。

全国には約3200の公立図書館がある。

10年間で400館増えた。本の貸し出し冊数は、年7億1000万冊に達する。

蔵書の質やサービスの低下が指摘される点は気がかりだ。

この10年間で、書籍代などの資料費は年352億円から285億円に減少。

専任職員も1万4000人から1万人に減った。

自治体の厳しい財政状況がある。

民間の指定管理者に運営を委託した公立図書館は、約400に上る。

東京都千代田区の区立千代田図書館では、深夜までの開館や、

地元にある古書店街の情報提供など多様なサービスが好評だ。

愛知県小牧市では、レンタル大手「TSUTAYA、ツタヤ」を展開する企業に、

新たな市立図書館の運営を委託する計画が、住民投票で否決された。

「TSUTAYA」が運営する佐賀県武雄市図書館は、

おしゃれなカフェの併設などで利用者を大幅に増やしたが、

市民から図書の選定が杜撰だといった指摘を受けていた。

民間の柔軟な運営方法を取り入れること自体は、悪くない。

但し、住民に良書を提供するのが、公立図書館の第一の役割であることを

忘れてはならない。

さて、春日部市の場合はどうだろうか。

春日部市では、武里図書館、庄和図書館(中央図書館は現状のまま)を

平成27年4月1日から平成32年3月31日までの5年間に渡って

指定管理者の運営を委託した。

指定管理者は、株式会社 図書館流通センター(TRC)です。

また図書館の開館時間を午前9時から午後7時まで。

休館日は12月29日から翌年の1月3日までとした。

その図書館流通センターが、今日の産経新聞で「ツタヤとの関係解消」

と報道されていました。

TRCは「図書館に対する思想の違いがどうしても埋められず、

一緒にやっていくことは難しい」としている。

どうやら、平成32年3月31日までは「ツタヤ」の指定管理はないようです。

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※指定管理者制度は、公共施設の管理運営を民間企業などに委託することが

 出来る制度。

 経費削減やサービスの向上を進める狙いがある。議会の議決を経て

 指定されれば、施設の使用許可や料金設定の権限が与えられたり、

 利用料を収入にすることもできる。