春日部市議会として「令和3年2月19日付きで市長あて要望書を提出しました。」

春日部市新型コロナウイルス対策本部本部長 春日部市長 石川良三 様

春日部市新型コロナウイルス対策支援本部長 春日部市議会議長 佐藤一

新型コロナウイルスワクチン接種に関する緊急要望について

我が国においては、新型コロナウイルス感染症の第3波の勢いが収まらず、首都圏をはじめとする大都市首都圏において期限を2月7日までとする緊急事態宣言が発出されました。その後、感染拡大は緩やかになったものの医療体制の逼迫などを理由に3月7日まで延長されたところです。

本市における市民の感染者は、1月中旬をピークをに減少傾向とはいえ、2月1日から2月18日までの感染者数が60人となるなど、予断を許さない状況であり、新型コロナウイルス感染症による死亡者や重傷者の発生をできる限り減らし、結果として感染症の蔓延の防止を図ることを目的とする新型コロナウイルスワクチン(以下「ワクチン」という。)の接種が1日でも早く開始されることが待たれるところです。

政府は、令和2年度(2020年度)第3次補正予算でワクチン接種に係る予算を確保し、本市においても去る1月臨時会においてワクチン接種準備に係る補正予算が成立したところであります。

今後は、市民の命と健康を守り、本来の日常生活と経済活動を取り戻すため、ワクチンの効果と安全性について適切な周知することが重要です。

事態の収束がいまだ見えない中、感染拡大を防止し、市民の生命と健康を守るため、春日部市議会においても全力で支援してまいりますので、執行部におかれましては、下記の要望事項に全力を挙げて取り組まれることを要望いたします。

なお、令和2年3月4日付け「新型コロナウイルス感染症対策に関する要望について」及び令和2年4月20日付き「新型コロナウイルス感染防止策に関する緊急要望について」の要望事項についても引き続き取り組まれるよう併せて要望いたします。

1、ワクチン接種体制の確立

円滑なワクチン接種のためには、接種体制の確立が重要です。医師会や医療機関等との連携を密にして、実施施設、医師、看護師等の医療従事者及びワクチン接種事務スタッフの確保、並びにワクチン及び接種機材等の確保・管理、接種会場へのワクチンの搬入などの体制を早急に整えること。

2、ワクチン接種会場への移動困難者への適切な対応

市が行う集団接種においては、ワクチン接種会場への移動困難者に対する取り組みが重要です。特に移動困難者が多数見込まれる高齢者や障がい者の方々の交通手段又は接種方法等を確保すること。

3、円滑な接種に向けた市民周知の徹底

市民が安心して接種を受けられるためには、正しい情報を適切な時期に的確につたえることが不可欠であるので、次の事項についてあらゆる手段により周知徹底を図ること。① ワクチン接種の必要性、効果について ② ワクチン接種の副反応について ③ ワクチン接種の安全性について ④ ワクチンの対象者と接種時期について ⑤ ワクチン接種の手続きについて ⑥ ワクチン接種に係る相談窓口について ⑦ その他、ワクチン接種に係る情報について

4、ワクチン接種事業の担当組織の充実

ワクチン接種を迅速かつ的確に実施するためには、その核となる行政組織の充実が重要です。本年度、接種事業の検討・調整・準備から実施までを担当する組織として、組織の特例によるプロジェクトチーム(春日部市新型コロナウイルスワクチン接種実施プロジェクトチーム)を設置したことは高く評価しています。しかしながら、今後、市民へのワクチン接種完了まで長期期間を要することが想定されることから、迅速かつ安定したワクチン接種を実施するため、正規組織の設置及び適正人員を配置すること。

5、ワクチン接種に関する相談窓口(コールセンター)の設置及び充実

ワクチン接種を円滑に実施するためには、相談窓口(コールセンター)を設置し、接種場所、接種方法等の案内、ワクチン接種に対する様々な不安の解消を図る相談業務を的確に行うことが重要です。このため、昼間の対応のみならず夜間の相談体制を整えることや副反応などに対する身体的不安や精神的不安へ的確に対応できる相談体制を整えるなど、相談窓口の充実を図ること。

6、ワクチン接種に係る不審電話に対する注意喚起

新型コロナに係るワクチン接種のために必要とかたり、金銭や個人情報を騙しとろうとする電話に関する相談が、消費生活センターに寄せられているとのことであう。詐欺行為から市民の財産を守るため、市民への注意喚起を積極的に行うこと。

以上です。